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株式会社 トーヨーフィジカル

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心理学の学習は方法の理解からはじまります。行動の特徴を数量化し、統計処理して、それを根拠に心理行動的な意味づけを確実にする研究法です。どの領域の学習者でもこの方法を実習することは有意義です。
当ソフトは、心理学で基礎的に必要な数量化法と、統計処理法を、学習者自身の実験結果をもとにインタラクティブに学習することを目的としています。実験データ、分析・解説ソフトは、学習者のメモリに保存され、個人的に学習するゆとりを作っています。さらに、実験結果はすべて保存されますので、データのまとめ方を変化させ、より発展した学習支援ができます。 (適用範囲:大学生〜成人全)
 
 
 じゃんけん実験 【コンピュータとじゃんけん勝負:PC拳の確率変化】 

 実験方法 : コンピュータ相手にじゃんけんをします。条件1では、ランダムに拳を出します。条件2では、ある拳だけを倍程度の確率で出します。この生起確率の推測が被験者に分かるかどうか、被験者の出した拳の度数に影響しているかどうかを実験します。  

 実験内容:【数量化】度数・計数値  
        【心理テーマ】生起確率の推測
        【処理法】3分類度数分布のカイ二乗検定

 じゃんけん実験−分析と解析
  ※実験プログラムと、分析と解析プログラムは別々のコンピュータで実行できます。
   【実験結果】 勝ち負け度数・拳度数(PC拳と学習者)

 線引き実験 【記憶した長さの連続再生:正誤フィードバック】 

 実験方法 : 条件1では、画面に表示されるバーを一度だけ見て、その後は記憶した長さを連続して再生します。条件2では、自分の再生した長さを短時間見せます。条件3は、再生後、“長い・短い・同じ”という結果を文字で知らせます。どの条件の記憶がよいかを調べます。(結果の知識:自身の結果を知ることを言い、これがあると、記憶がよいとされる。)
 実験内容:【数量化】行動量・平均値  
        【心理テーマ】結果の知識(KR);フィードバックの特性
        【処理法】2平均値のt検定  

  線引き実験−分析と解析
   【実験結果】 KRあるなしの再生値      

 文字列実験 【文字列の有意味度判断:カテゴリー提示】 

 実験方法 : 画面に「果物」(漢字)と表示され、次に、ひらがなの刺激語(3文字)が1つ表示されます。これが意味のある文字列かそうでないかを素早く判断します。もし初めに見た「果物」が影響するなら、「りんご」 「つくえ」「むなひ」と組み合わせた時、「りんご」なら早く、次に、「つくえ」、そして「むなひ」という順に遅くなるだろうとされています。

 実験内容:【数量化】判断時間・平均値   【心理テーマ】プライミング
        【処理法】3平均値のF検定

 文字列実験−分析と解析   
    【実験結果】カテゴリー関連語・無関連語・無意文字列の反応時間

 印象実験 【対象の印象を判定:二つの尺度】 

 実験方法 : 画面に数枚の顔画像を表示し、ある尺度(例えば髪型が似合っているかどうか)に付いて自分の印象で判断します。画面の下両端には、尺度のことばを書いたバーが表示され、マウスで適当な位置をクリックできます。尺度を2つ使い(もうひとつの尺度は、働きそうかどうか等)、同じ表情の評定に何かの関連があるかどうか実験します。(相関係数を使います。)
 実験内容: 【数量化】心理量・評定値     【心理テーマ】評定尺度・相関
         【処理法】同一対象2尺度評定値の相関係数  

 印象実験−分析と解析
   【実験結果】 図示尺度による評定値

 【コンピュータ動作環境】
  ■OS:Windows98/Me/2000/XP対応    ■メモリ:2562MB以上推奨   ※実験者はUSBメモリーステック必要

企画:心理行動研究所


ソフト4種
心理学研究法教材
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